月: 2011年12月

PHP 5.4でのAccessorとPHP 5.5以降で検討されているAccessor

二回目のPHP 5.4 Advent Calender用のエントリです。

今回はPHP 5.4より後のPHP(5.5かな?)で利用可能になると思われるAccessorの仕様について紹介します。まずはAccessorのおさらいから。

追記:この機能は投票で棄却されてしまいました。賛否両論が拮抗していたのですが、実装されなくて残念です。

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PROVE for PHP Version 1.1.0

PROVE for PHP Version 1.1.0を公開しました。特に重要な変更はログデータ構造の変更と各種オーバーライド機能の調整です。

今までext3/ext4ファイルシステムの場合、ディスク容量を使い切る前にパフォーマンスが低下してしまい大きなデータを保存できませんでした。データ構造を見直す事により大きなデータでも安定して動作するようになっています。

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第一回 岡山PHP勉強会のスライド

昨日は第一回の岡山PHP勉強会お疲れ様でした。参加枠を何度か拡大しても60名の満席でした。初回ということでプログラマ目線からのセキュリティ対策の基本を解説させていただきました。セキュリティってわかりづらい、何をすれば良いのかわからない、という声はよく耳にします。短い時間でしたが考え方の基本は概ね説明できたと思います。

重要なことは口頭で説明したので資料だけみてもよくわからないとは思いますが、勉強会の資料を公開します。なにかございましたらツイッターなどで問い合わせて下さい。ツイッターには岡山PHP勉強会のハッシュタグ (#okaphp) を付けると他の方にも分かりやすいと思います。

次回の岡山PHP勉強会は2月だそうです。

追記:Integrityの訳はネットを検索してきた訳語の「統合性」を使っていましたが、違和感があったので調べてみました。JISでは「完全性」と訳されているので正しい用語に修正しておきました。

PHPのセッションアダプション脆弱性克服への道のり

PHP Advent Calender用のエントリです。

PHPのセッション管理は非常に簡単です。セッションをsession_start()で開始して$_SESSION配列を使うだけです。便利で簡単なセッションモジュールですがセッションアダプションに脆弱であるため、一般に言われてる「ログインする時にはsession_regenerate_id()を呼ぶ」コーディングではセッションアダプションに脆弱になってしまいます。

まずは危険性と対策を紹介します。 もっと読む