mbstring正規表現デフォルト文字エンコーディングは”EUC-JP”だった

デフォルト文字エンコーディング設定の仕様変更はPHP 5.6リリースの際に私が行った変更ですが、ブログで紹介していなかったような気がするので紹介します。PHP 5.5以下のmbstring正規表現デフォルト文字エンコーディングは”EUC-JP”でした。

一応、RFCには

  • all functions that take encoding option use php.internal_encoding as default (e.g. htmlentities/mb_strlen/mb_regex/etc)

と書いているのですが、これだけではmb_eregなどのデフォルト文字エンコーディングが変わっている事に気が付かない方も多い(気が付かない方が多い?)と思います。

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「黒い」セキュリティだのみは捨て去る

「黒い」セキュリティとはブラックリスト型セキュリティのことです。

ブラックリスト型セキュリティとは「ブラックリスト型対策でセキュリティを維持しよう」とする概念です。セキュリティ対策では、ブラックリスト型対策はできる限り使わず、可能な限りホワイトリスト型対策を使う、が基本です。しかし、ブラックリスト型の「黒いセキュリティ」対策が理想的な対策である、と考えている人が少くないようです。

「黒いセキュリティ」に頼ったITセキュリティは基本的に捨て去るべきです。

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なぜセキュリティ対策はリスクの増減として考えるのか?

ITセキュリティ標準ではセキュリティ対策(リスク対応)はリスクの増減に着目して対策を行います。(最初のリスクアセスメントが正しく実行されていれば、リスクの増減を見るだけで管理/対策できる)概念的な部分は理解しづらいようなので、なぜセキュリティ対策をリスクの増減として考えるのか解説します。

ここで紹介していることはリスク管理の基本的な概念です。リスク対策はITセキュリティ対策に対して上位互換、つまりより広い範囲のリスク/セキュリティ対策です。

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たった2つの質問で判る、ITセキュリティ基礎知識の有無

ITセキュリティは国際標準化(ISO27000)もされ、ISMS認証取得済みの組織も5000程もあり広く認知されている概念のハズですがそうでもありません。簡単にセキュリティ基礎知識を持っているか、いないか、判別でれば、エンジニアの採用や既存スタッフの知識レベルの確認などに役立つと思います。

以下はITセキュリティの基礎知識を持っているか、いないか?簡単に判別できる質問です。一言で答えてください。

  1. ITセキュリティ対策の目的とは?
  2. ITセキュリティ対策の定義とは?

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セキュアプログラミング第一位の対策、入力バリデーションはセキュリティ対策ではない?!

セキュアコーディング/セキュアプログラミングにおける最も重要なセキュリティ対策は「入力バリデーション」です。国際標準ではセキュリティ対策か否かは「リスクの変化」によって決り、※多くのセキュリティ専門家が「入力バリデーションをNo1のセキュリティ対策である」と結論づけています。(※ 対策の目的が何か?などの主観に基く評価はセキュリティ対策か否か、を決める指標ではありません)

どういう論理なのかは全く理解できないのですが、これに異論を唱える方も居るようです。実際のセキュアコーディング/セキュアプログラミングのガイドラインなどがどうなっているのか?紹介します。

このブログを継続して読んでいる方にはただの繰り返しなので読み飛ばしてください。そもそもセキュアコーディング/セキュアプログラミングとは何か?は過去のブログをご覧ください。

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セキュアなアプリケーションのアーキテクチャ – sandbox化

セキュアなアプリケーションのアーキテクチャの基本は既に書きました。基本は既に書いた通りですが、多少異るアプローチもあります。今回はそれを解説します。タイトルに含まれているsandbox化がキーワードです。

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