Internetに接続されたPCの1/3はLimeWireをインストールしている!?

(更新日: 2008/01/28)

eMediaWireに掲載されていたレポートによると「Internetに接続されているPCの3台に1台はLimeWireをインストールしている」としています。

File-sharing application LimeWire is now found on more than one-third of all PCs worldwide, according to research jointly published by Digital Music News and BigChampagne. The companies surveyed more than 1.5 million systems for this report.

http://www.emediawire.com/releases/2007/12/emw576418.htm

米国だけの話かと思ったのですが

one-third of all PCs worldwide

LimeWire was found on 36.4% of all PCs, a figure gleaned from a global canvass of roughly 1.66 million desktops.

と世界中の166万台のPCが対象だそうです。少なくとも日本国内のPCでLimeWireがインストールされているPCは非常に少ないと思います。

米国で1/3ならまだしも、世界中で1/3のPCにLimeWireがインストールされている、とするのは少々大げさな気がします。母集団にかなりの偏りがあるのではないかと思います。母集団の偏りは別にしても166万台のうちの60万台ほどのPCにLimeWireがインストールされていたのが事実だとすると驚きです。

米国ではP2P問題は基本的に著作権問題としてして取り扱われ、音楽ファイル等を公開していた個人に対して数千万円の損害賠償請求を認める判決もでています。アメリカの議会ではP2Pネットワークによるファイル共有が国防上の問題として取り上げられていたりします。

一方日本では暴露ウィルスによるファイル流出だけが大きな問題とされ、本質的な問題の議論や理解が進んでいないように感じます。

プログラムのセキュリティ対策と同じで情報を発信する側と受け取る側、両方に効果的な対策が必要だと思います。現在受け取る側の規制としてファイルをダウンロード行為自体を違法とするか議論がされていますが、それよりもまず違法なコンテンツを発信する側に高額な損害賠償金を請求可能にするなどの措置が先に行われるべきだと思います。

参考:
http://arstechnica.com/news.ars/post/20071227-one-third-of-pcs-prefer-limewire.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/LimeWire

さすがに1/3と言うのは大げさ過ぎると思い昨年末に書いたこのエントリはお蔵入していました。別の統計を見つけたので公開しました。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/01/23/18207.html
これによると

これに対してGnutella互換サーバントは世界的に多く分布しており、中でも米国が約175万ノードで49%を占める。ヨーロッパ各国も約23%と多かった。日本でも約10万9,000ノードあった。

となっています。米国でもたった175万ノードなら「1/3のPCにLimeWireがインストールされている」のは大げさな数値になります。母集団に問題、例えば大学生のPCだけ調べた等、であれば納得できるかも知れない数値ではありますが…

追記

最大のP2PネットワークはThePrivateBay
だそうです。

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