最近、ノートPCにインストールしているWindows XP Professionalにアプリをインストールしようとすると内部エラー2755と表示されインストールできない。このノートPCはXP Homeがプレインストールされていた代物で、しかも非常に重要なデバイスドライバがメーカサイト(Sony)では公開されていません。なおさら再インストールは避けたい状況なので、このエラーについて少し調べて見ました。
さすがにMicrosoftのサイトを検索すると色々出てきます。どうも2755番のエラーはアクセス権限が原因の様です。
ここまでで思い当たる節がありました。ノートPCを紛失した場合の安全性強化の為にプロファイルディレクトリのApplication Data等も暗号化した事が関連しているかも知れません。現在、暗号化を解除中ですが非常に時間がかかるので結果はまた書くことにします。
追記:
思いのほか速く暗号の解除ができました。推測は正解でした。プロファイルディレクトリのMy Docuementsのみ暗号化し、他のファイル(Application Dataなどの隠しファイルも含む)の暗号化を解除するとアプリケーションがインストール出来るようになりました。どのディレクトリ/ファイルのアクセス権限に問題があったのかは判りませんが、プロファイルディレクトリ中のファイルには紛失した場合に参照されたくないデータが多数ありますが暗号化すると問題があるようですね。
試していませんが別の管理者権限を持つユーザを設定しインストールするとインストール出来たのかもしれません。どのファイルへアクセス出来なかったか判ればもっと早く問題を解決できるのですが…
追記:検索エンジンからのアクセスが多いので補足します。私の場合、プロファイルディレクトリのテンポラリディレクトリを暗号化したため、アプリケーションインストール時に切り替わったユーザIDから暗号化されたファイルにアクセスできなかったため、2755エラーが発生しました。
これ以外にも、ディレクトリが無くなっている、アクセス権限が無いなど、2755エラーと言っても原因はいろいろあります。アプリケーションがエラーに対して適切に処理していればどのファイルにアクセスできなかった表示される場合もあります。この場合はそのファイルへアクセスできるか確認すると良いでしょう。表示されなかったら勘を頼るしか無いです。