中国でのソフト開発が進められています。例えば、
「NEC、中国のソフト開発体制を強化−5000人にトレーニング開始」
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2008/06/11/13158.html
人件費が圧倒的に安い中国ですがセキュリティの問題も考えなければなりません。中国政府の機関が直接関与していると考えられるセキュリティ上の問題は海外メディアやブログではかなり頻繁に報道されています。
A New Cold War?
http://www.spinhunters.org/blog/a-new-cold-war/
にはアメリカの通商代表が中国訪問中にコンピュータから情報を盗まれた可能性があり、捜査中だとしています。
随分前になりますが国防相のメールが中国のサイバー攻撃により読み取られた、とする報道も記憶に新しいです。アメリカ軍が利用しているルータや兵器部品でさえ中国製の偽物が多数発見されるような状態です。まさに「何でもあり」の無法状態です。
セキュリティは意識しなくてもよいシステム開発案件なら良いですが、中国での開発はさらにリスクが高いと考えるべきでしょう。システム開発にもチャイナリスクを十分に考慮しなければならない時代がやってきたようです。