クロスサイトスクリプティングに利用可能なテキストハックが簡潔にまとめられている。
目新しかったのはUnicodeのBidi機能(テキストの記載方向が異なる言語、たしかアラビア、イスラエルなどの言語)を使ってWindowsの拡張子をごまかせる事です。
# 他のOSでも問題になるかも。もし同じ問題があったとしても、UNIX系
# OSの場合は実行ビットが有効でないと実行バイナリであっても実行さ
# れないので影響は少ないですが。
ファイルマネージャ、コマンドラインなどはBidi機能はロケールのみよって有効・無効を設定できるようになっていないとセキュリティ上問題です。
文書の途中で「アラビア語の文字列を書く」必要がある場合もあると思うのでシステム全体としてBidiを無視することは良くありません。しかし、文書中でBidiが有効になっていてファイル名にBidiが混じっていてそのファイルをクリックすると意図しないバイナリを実行、という攻撃方法もアプリケーションによっては行えそうです。とにかく気を付ける(ってどうするの、という話もありますが)しかないです。