RavMonE.exe付きVideo iPod

(更新日: 2006/10/20)

なんとなくMacつながりでウィルス付きMP3プレイヤーの次はウィルス付き(RavMonE.exeは感染型Adwareだそうです)Video iPodが出荷されていたそうです。

http://www.wagang.jp/blog/logdata/eid64.html によると

RavMonE.exeウイルス。こいつに感染すると、リムーバブルディスクのアイコンがダブルクリックで開かなくなり、アクセス速度が遅くなったりします。実害はそれだけ。でも、凄くウザイ。
で、これがまたヘンなウイルスみたいですねえ。このページでは、传染性杀毒软件、すなわち「伝染性アンチウイルスソフト」と称しています。なんでも、中国国産アンチウイルスソフト、瑞星殺毒の自動監視をONにしてると、リムーバブルディスクが監視対象になってRavMonE.exeが自動でコピーされ、ダブルクリック時にエクスプローラを開かずにRavMonE.exeを実行するようにレジストリが書き換えられる、そのEXEファイルと設定が、当該リムバディスクを繋いだ他のパソコンにも連鎖的にコピーされていく、ってことみたいです。

と記述されています。アンチウィルスソフト(瑞星殺毒)の自動監視機能で感染?というのはよく分からないですがミイラ取りがミイラになった、ということなのでしょう。RavMonE.exeでぐぐると中国語のサイトがかなりヒットします。Appleの書き方だと「こんなウィルスに脆弱なWindowsが悪い」などと書いているので瑞星殺毒の自動監視をONにしていなくても感染するようにも思えます。いずれにせよ実行すれば同じことなのでRavMonE.exeがiPodに入っていたら実行しないことが重要と思います。信頼できると思われる製品にexeファイルが入っていたら普通、実行してしまうとは思いますが..

We recently discovered that a small number – less than 1% – of the Video iPods available for purchase after September 12, 2006, left our contract manufacturer carrying the Windows RavMonE.exe virus.

2006年9月12日以降に購入したVideo iPodに影響があるようです。どこの地域に出荷されたiPodが対象になるのか分かっていれば記載した方が親切と思います。誰かが意図的に添付したのか事故で入ったのかどうなのか分かりませんが一般的なアンチウィルスソフト(Norton AntiVirus、McAfeeなど)で検出&修復できるようです。iPod nano and iPod shuffle には影響ないようです。

we are upset at Windows for not being more hardy against such viruses

一応ウィルスを検出できなかった自分たちにも腹が立つがこのようなウィルスに簡単に感染するようなWindowsに腹が立っているのだそうです。この一文は余計なお世話なような.. Apple製のソフトウェアにも脆弱性はありますから。しかも、自動感染するのは瑞星殺毒の脆弱性のようにも読み取れるのですがどうなんでしょう?

http://www.wagang.jp/blog/logdata/eid64.html には

当該リムバディスクを繋いだ他のパソコンにも連鎖的にコピーされていく

とあるのでやはり一旦感染するとどんどん感染していくのでしょうか?だとすると「瑞星殺毒の自動監視をON」しているかどうか関係なく「Windowsの脆弱性」が問題となると思います。未修正のWindowsの脆弱性が原因なら、同じ脆弱性を利用した未知のマルウェアが無いとも限りません。他人のUSBメモリをさすのは非常に危険ということになります。実際のところはどうなのか気になるところです。
# 中国語が読めればもう少し情報が得られそうですが読めません。

  • 「瑞星殺毒の自動監視をON」-> 自動実行設定なしにRavMonE.exeに感染
  • RavMonE.exeに感染したPCは接続されたメモリ等に自動実行設定行う -> Windowsの自動実行機能によりRavMonE.exeに感染

となって自動実行機能の問題ということかな?読み込み専用メディアでさえ自動実行機能のリスクは高く自分が使うPCはこの機能をOFFにしています。もしかして書き換え可能なメディアでもautorun.infを使うと自動実行できると言う事?(時間もないので試してません。もしそうだとしたらかなり悪い仕様ですね..「we are upset at Windows」と言うのも理解できる.. 時間ができたら試してみよう)

F-SECUREのブログでこの問題に気が付いたのですがここで検索してみてもRavMonE.exeでは情報は見つかりませんでした。他のサイトによると7月くらいには見つかったマルウェアらしいのでメジャーなアンチウィルスソフトには入っているようです。探し方が悪かったのかSymantecのサイトでも何も見つかりませんでした。

追記:USB接続したメディア内の“autorun.inf”を自動実行できる「APO Usb autorun」の様なユーティリティがあるのですね。やはりデフォルトでUSBメモリ内のautorun.infを実行するような馬鹿な事はしていなかったようです。であれば別の方法で感染するということなのか、単純にEXEファイルだけをコピーするのかどちらなんでしょう。
http://prism-project.sakura.ne.jp/usb_memory/usbmmain2.html によると

上の表の通りUSBメモリでは自動実行ファイルであるautorun.infを入れた場合アイコンの変更はできてもファイルの実行はできないという事です。従ってUSBメモリにランチャー等を入れてautorun.infで実行ファイルに指定してもランチャーは自動起動せず動作の選択画面が出るという事です。

とあります。当然の仕様だと思います。USBメモリをさすと勝手にプログラムが実行されるようでは昔のFDDのブートセクタウィルス状態になります。iPodの件はPCがRavMonE.exeに感染しiPodを検査した際に勝手にコピーされたということだったと思われます。Windowsの脆弱性ではなくアンチウィルスソフトの脆弱性で自動感染するようなので「we are upset at Windows」の意味がよく分からない.. MacOS Xの場合はソフトをインストール場合に管理者パスワードが要求されることがありますが、Windowsでは普通は「管理者権限」を持つアカウントでないと「使えない」情況にあることを指して「we are upset at Windows」ということなのかも知れません。ネットにはUSBの場合でも自動実行できてしまう(USBでも自動再生機能で再生するアプリケーションは選択できますが自動でプログラムは実行できない模様。自動実行と自動再生には大きな違いがあります)と勘違いして記載されているページもあるようです。これが「we are upset at Windows」の理由なのかも?!

ちなみに自動再生機能を無効にするにはSHIFTキーを押しながらドライブを開きます。Tweak UIにも自動再生の設定項目があります。

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