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入門書の書き方

ほとんどの文章、セミナーでは対象とする読み手、聞き手を設定してから書き始めると思います。

極論すると、コンピュータを全く触った事がない人には今出版されているプログラミング入門書全ては難しすぎる入門書、になるでしょう。どのあたりに読み手を設定するべきか、コンピュータは知っているがプログラミングは初めて、からC/Java/etcのエキスパートでプログラミング言語はよく知っていて新しく言語を習得する方までいろいろあると思います。

私の書き方はあまり一般的ではない(笑)ため賛否両論になってしまうようですが、最も基本的な方針は「自分が買って読みたく、聞きたくなるなる本やセミナー」を目標としています。自分が読みたいとか聞きたいと思えない物を作ることに大きな抵抗感を持ってしまうからです。この方針のため癖のある文章やセミナーになってしまうと思います。もちろんこれだけでは自分以外には役立たない物になってしまうので、対象とする読み手や聞き手への配慮を入れるようにしています。

ちょうどWebサイトセキュリティの本を書いているところなのですが、この本も自分が読みたくなる本、となるように書いています。概念編と実践編の2部構成で、概念編は開発者以外の読者も読める内容、実践編は開発者向けの内容になります。書店で普通に販売されているコンピュータ関連の技術書の9割は入門書ですが、このWebサイトセキュリティの本も入門書です。

アマゾンのコメントはサンプル数が少なすぎで参考にするのは難しいですが、入門書は

・筆者自身の購買意欲をそそる細かな情報は無くても良いから、その分野の知識が無い人を対象にするべき(つまり、細かいことは置いておき、読みやすさを重視し詳細は省く)
・「PHPポケットリファレンス」も「はじめてのPHP言語プログラミング」もそれなりに売れているので、自分流で書いてしまうべき

のどちらにするかで迷っています。
一般受けして売れるのは前者なのでしょうね。
これはPHPポケットリファレンスを書いている時にも思った事ですが…

文章を書くのが上手な人はきっと簡単に両立できるのだと思いますが、私には難しい… (苦笑 

HTTP Response Splitting攻撃はこう行われる、IDSを潜り抜けるSQLインジェクション攻撃とか、具体的なことを書いても「難しすぎる」「説明が詳細すぎで初心者向けでない」「詳細が多すぎで対策の記述が不十分」と言うコメントが予想されます。硬派な技術系の方には「概念編は具体的な事がかいてないので無駄」「抽象的なことを説明するくらいなら、実践編にページを使った方がよい」などの感想になると予想できます。

要するに、このままではこれまで書いた本と同様、ツッコミどころの多い本になるという事です。
「○○入門」というタイトルになって★一つでも困りますしね…

さぁ、どうしましょう。今なら方針転換がぎりぎり間に合います。

中国に行けば利用できるようになるのかも?!

クローン幹細胞で牛の若返り実験に成功したそうです。

実は中国は再生医療で最先端を行く国です。脊椎を損傷し体の自由が利かなくなる場合、従来の医療で治療することは不可能とされてきました。しかし、胎児の細胞を使用し神経細胞の再生させる治療が中国では行われています。中絶された胎児の細胞がこの治療に利用されています。日本や欧米から治療を受けにやってくる患者も多いそうです。

このような治療は倫理上問題があるため日本や欧米では研究を行うのも難しい状況ですが、中国では規制が無いため比較的自由に研究が行われ、神経細胞の再生医療にいたっては実用化されるレベルになっています。

実験では牛の胎児が利用されたようですが、人口受精に使用されなかった卵子から培養皿でクローン胚を培養したES細胞でも同じ効果があるらしいです。個人的にはそこまでして長生きしたいとは思いませんが、たとえ高額でもニーズは十分あるように思えます。中国に行けばクローン技術を応用した若返り治療を受けられるようになる日もそう遠くないように思えます。

ところで、つい先日シンガポールは医療サービスに力を入れていることを知りました。海外から高度な医療を受けるためにシンガポールを訪れる人を年間100万人まで増やし、観光と同じように経済の柱の一つになる産業に育てる計画だそうです。シンガポールの医師は2年毎に医師免許を更新し、最新の医療知識を身に付けている事が義務付けられているそうです。2年毎に試験されるとは医師も大変だと思いますが、シンガポールが本気であることは分かりました。確かアメリカは9年毎に更新だったと思います。日本の場合、医師免許に更新はありません。日本では良い医療が受けられないのでシンガポールに行くなどという状況にならない事を願います。

QRコードを短冊に

メモ。QRコードに関するblog。本文もQRコードならコメントもQRコードです(気付くのが遅すぎ?

とろこでトップページの「QRコード読み取りのコツ」に

■QRコードの真正面から撮影

とありますが、真正面から読まないとQRコードが読み取れないリーダ(携帯)があるのですね。と、書いている自分も正面から読み取るようにしていますが、QRコードは印刷面が平たければ、ななめから読み取っても読み取れる設計になっています。QRコードの仕様を知らない方も多いと思うので簡単な説明を付けておきます。隅の大きめの■が斜めからも読み取れるようにするための役割を持っています。全ての隅に大きめの■が無いのは読み取り開始位置を判別できるようにするためです。カメラの解像度やQRコードが写されている領域の影響もあるので正面から撮らないと読み取りに失敗する確立は高くはなると思います。エラー補正情報をQRコード内にたくさん入れていれば読み取りに成功する確立は高くなりますが、QRコードが大きくなります。微妙ですね。

折角の有用な情報が台無しです…

7/1から経済産業省が悪徳リフォーム業者のリストを公開したそうです。(タイトルが経済産業省のページにリンクしています。念のため。)

まず最初に目に付いたのが、blinkタグの使用です。HTMLソースを見ると読み上げソフトへの配慮も行われているのですが…

その次は悪徳業者リストがPDFのみで公開されている事です。これでは悪徳業者名が検索エンジンで検索できません…

WebCollege (xscreensaver) にご用心

xscreensaverにWebCollegeと言うスクリーンセーバモジュールがあります。Webからランダムにイメージファイルを取得しスクリーンに貼り付けます。このスクリーンセーバがインストールされている場合、

man webcollage

とするとこのスクリーンセーバのマニュアルページが参照できます。xscreensaverのデフォルト設定では「ランダムスクリーンセーバ」設定時にはWebCollageは使われないようになっています。それはこのスクリーンセーバがランダムに取得する画像にかなりの高確率で好ましくない画像が含まれているからです。

デフォルトで使用されないのに何故このような事を書いているか、というと私のデスクトップPCはKDEを利用しているからです。KDEを使っている場合、xscreensaverが提供するスクリーンセーバの仕組みは使わずに独自のスクリーンセーバ選択機構を使用しています。しかも、ランダムモードの場合どのスクリーンセーバを使わないか選択できません。つまりWebCollegeが使われるかも知れません。

このスクリーンセーバはRedHatやDebianでも問題になっています。

とにかく有害なスクリーンセーバを削除したい場合はrootになってから

locate webcollege | xargs rm -f

を実行しましょう。

参考:
https://bugzilla.redhat.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=139513
http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHBA/RHBA-2004-443J.html
http://www.jwz.org/xscreensaver/faq.html#kde
http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=%23311683

“最強”のシワ対策品が登場へ!

シワは紫外線や加齢などによって起こるが、医師による治療を受ける以外に、シワを減らす有効な対策はなかった。

という事らしい。世の中には多数のシワ対策化粧品が販売されていると思いますが効果が無いのでしょうか?効果が有る化粧品も多いような気もしますが、どうなんでしょう?「レチノイン酸d-δ(デルタ)トコフェリル」という成分が効果的らしい。

3カ月後の結果では、シワの本数が1本以上減ったのが69%、毛穴の数や総面積も減少した。一方で、角質水分量は63%で改善した。

「これくらいの効果で最強であれば、今まで販売されてきた化粧品はどうだったんだろう?」と考えさせられました。

b2evolutionのrdf.php

b2evolutionのRDF(RSS 1.0)の出力、mixiに合わせる為にdc:dateの日付出力にローカル時間を使うようにしました。

dc:dateは[W3CDTF]の日付と時間の表記とすると規定されています。

[W3CDTF]はZが指定された場合、はUTCとして取り扱う

Times are expressed in UTC (Coordinated Universal Time), with a special UTC designator (“Z”).

と記載されているのでb2evolutionのrdf.phpの仕様が悪いのではなくmixiのRSSリーダの問題です。しかし、このままでは使いづらいので仕方なしにmixi対応するために変更しました。mixiにはバグとして報告済みなのですが直る気配がないので…

Firefoxのメニューフォント

Momonga Linux2/KDEのfirefoxにUser Agent Switcherをインストールを試みた際にプロファイルが壊れてしまいました。仕方ないのでプロファイルを再作成しました。Webコンテンツのフォントは普通ですが、firefoxのメニュー等のフォントが非常に大きくなってしまいました。

環境を変えて試して見ると

.kdeと.kdercを削除:状況変わらず
KDE -> Xfce4:状況変わらず
KDE -> Gnome:普通に表示

何故かGnomeだと普通のフォントサイズで表示されます。
普段デスクトップPCはKDEを使用しており、Firefoxのメニューフォントが25ptくらい表示される状況は我慢できないので場当たり対処としてuserChrome.cssで対処する事にしました。

@namespace url(“http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul”); /* set default namespace to XUL */

* {
font-size: 12px !important
}

ポイント指定ではフォントサイズは変更されず、何故かピクセル指定にするとサイズが修正できました。壊れたプロファイルからブックマークなど必要なデータを手動で移行しようとしたところで、バックアップからプロファイルを丸ごと戻せば一発である事に気付きバックアップからプロファイルをリカバリしました。朝早くから(夜遅くからの方が正しい表現かも)作業していると当たり前の事に気が付かない事がありますね。

設定ファイル類が無い状態でもメニューフォントが大きくなってしまうようです。もしMomonga Linuxのfirefoxのフォントが大きすぎる場合、取り合えずuserChrome.cssを設定しても良いと思います。(~/.mozilla/firefox/salt.default/chrome/userChrome.css)
# 原因を知っている方。教えてください :)

気が付かない、と言えば「明治のおいしい牛乳」の開発には13年もの時間が必要だったそうです。8年経って「時間が経過すると酸化して味が変わる」という当たり前の事に気付いたと今朝の新聞に書いてありました。当たり前でも気が付かない時は気が付かないですよね。しかし8年は長いですね。

ThinkPadのリカバリ

今はThinkPadを持っていないのですが何かの役に立つかもしれないのでメモとして。

これでok。
なんと、Rescue and RecoveryはPythonでできてるようです…。

Pythonなんですね…
海外でのPython人気は非常に高いですね。Pythonも一通り読み書きできるようにならねばなりませんね…

Wikiのコンテンツ

以前検索エンジンからのヒットが多かったコンテンツを自分のWikiに追加してみました。中身が無くなってからアクセスがほとんど無い状態が続いていましたが多少増えました。効果は十分あったと思われます。この事からも検索エンジンで検索されている情報にはかなりの偏りがあると思われます。

少なくともISOを焼く方法を探している方は比較的多いようです。KDEならk3b、等ISOイメージを焼くツールはいろいろありますが名前からCD/DVDが焼けるとは推測できないですよね… その結果、検索エンジンで”ISO 焼き方”等のキーワードで検索、私のWikiにヒットという感じらしいです。

検索と言えば、このblogに対するgoogleの検索エンジンの評価は高過ぎと思います。特にSEO等を行っていないのですが検索結果の高い位置を占めています。ページランクの高いページからリンクしていただいている結果と思いますが、下手な事を書きづらくなると言う思わぬ効果もあります…

# ルビー(あえて片仮名)の事などほとんど書いていないにも
# 関わらずkazuhikoさんのblogより先に表示されているケース
# があるのは問題ありですね (汗
# 1000ユニークID/日 程でアクセス数が多いこともないので気に
# する必要なしとも言える程の数字かもしれませんが(笑

ナノテクは危険?!

新技術や便利な物にリスクがあることは普通ですが、ナノテクにも危険性があるようです。ナノテクに関連したリスクは全く認知していませんでした。

米国で安全性を確認する為の予算もついているようです。”ナノテク 安全性“で検索すると既に日本でも安全性に対する研究が進んでいるようです。

HDDエラー

いきなり壊れるよりはよいのですが…
取り合えず-tでテストですね。

Error 25 occurred at disk power-on lifetime: 239 hours (9 days + 23 hours)
When the command that caused the error occurred, the device was in an unknown state.

After command completion occurred, registers were:
ER ST SC SN CL CH DH
— — — — — — —
84 51 08 4f f7 70 e2 Error: ICRC, ABRT at LBA = 0x0270f74f = 40957775

Commands leading to the command that caused the error were:
CR FR SC SN CL CH DH DC Powered_Up_Time Command/Feature_Name
— — — — — — — — —————- ——————–
ca 00 08 4f f7 70 e2 00 00:10:54.752 WRITE DMA
ca 00 08 4f f7 70 e2 00 00:10:54.704 WRITE DMA
ca 00 08 4f f7 70 e2 00 00:10:54.656 WRITE DMA
ca 00 08 4f f7 70 e2 00 00:10:54.592 WRITE DMA
ca 00 08 4f f7 70 e2 00 00:10:54.544 WRITE DMA

SNS で外部 Blog を消す

便利かも?

コメントもRSS配信してしまうシステムの場合、配信数が多くなりすぎてうっとうしい、という状態を緩和させるツールらしいです。日記本体とコメントは別のRSSになっていないと嫌な場合もありますね。# 特にコメントSPAMなど

個人的には、外部ブログにリンクしている場合でも直接ページを表示する仕様の方が便利と思います。

わざと使い勝手を悪くしているのはシステム内の日記を使ってほしいから??