Category: Momonga Linux
MomongaLinux4でCanon iP7500を使う
October 12th, 2007Canon iP7500をMomongaLinuxから利用するには
http://www.canon-sales.co.jp/drv-upd/bj/bjlinux260.html
に掲載されているフィルタをインストールしてCUPSのプリンタ設定ページからドライバを選択すれば利用できるようになります。
バイナリrpmを入れても良いのですが、以前にうまく動作しなかった事があるのでSRPMからインストールすることにします。
このcnijfilter-commonはlibxml(obsoleteなパッケージです)が必要なので、どこかから適当なSRPMを拾ってきます。rpmbuildコマンドでビルドするとlibtoolでエラーが発生するので/usr/sbin/libtoolで上書きします。書き換えていれば問題無くビルドできました。
次にcnijfilterのビルドですが、まずcups-devel, gtk+1-develをインストールしておきます。他にも必要な開発用パッケージがあるかもしれません。必要な物はインストールします。
%installセクションの
install -c -s -m 755 ${PR_ID}/database/* ${RPM_BUILD_ROOT}%{_libdir}/bjlib
の-sオプションを削除します。ライブラリでもないファイルに-s(stripオプション)が付いているのでエラーになります。後はrpmbuildでビルドして出来上がったrpmを全部インストールします。
CUPSは再起動しないと新しいドライバを読み込まないので再起動します。その後、プリンタメーカでCanonを選択するとcnijfilterがサポートするプリンタ(Canon PIXUS iP4200 / PIXUS iP6600D / PIXUS iP7500 / PIXUS MP500)が一覧に表示されるようになります。
サポートディストリビューションはSUSE Linux 10.0、Turbolinux FUJIとなっていますが同じ手順でFedoraなどにもインストールできると思います。ここにRedHat系のOSが載っていないのはサポート負荷軽減の為?と勘ぐりたくなります。Libxml2を使うように書き換えればもっと簡単に多くのディストリビューションで使えるようになると思います。
Canonのページを見るとUSBからの接続しかできないような記述になっていますがネットワークプリンタとして接続できればLPDでもIPPでも印刷できます。
MomongaLinux3以来のインストールでしたが以前よりインストールが簡単になっていました。以前はインストール済みのライブラリ(確かlibpngとか)を強制的に別バージョンに見せてインストールしたと思うのですが今回はそのような荒技を使わなくても普通にインストール出来ました。
Mac OSXにはiP7500用のドライバがあるのですがこのドライバはMacのUSBポートに直接iP7500が刺さっていないと動作しない代物です。OSXもCUPSを使っています。CUPSのフィルタならOSXでも使えるはずなので余裕があるときにインストールしてみたいと思います。
追記:
とりあえずビルドした物を公開しました。よろしければどうぞ。
http://wiki.ohgaki.net/index.php?Momonga%20Linux%2FCanon%20Printer
MomongaLinux 4 完全インストールガイドが第一位
September 13th, 2007Link: http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070830/280784/
ITProの「昨日のLinuxランキング」で他の完全インストールガイドを抑え、MomongaLinux 4が第一位でした。
「先週のLinuxランキングでもMomongaLinuxの記事が一位!
プロジェクトメンバとして最近全然なにもしてないですが、うれしかったのでスクリーンショットを撮っておきました :)

Full 64bit PPC Linux
December 20th, 2006テスト版ISOイメージはPS3へは普通(?)にインストールできていたようですが、私のPower Mac G5 Dualにはインストールができませんでした。最新版はインストールに成功(テキストモードですが)し、nvドライバを使ってXも使えるようになりました。取り合えず、ビルドだけは参加できる環境が整いました。
# パッケージの調整などは時間的に無理...
http://dist.momonga-linux.org/pub/momonga/test/PS3/
YDLは昔からフル64bitのPPC Linuxを有償で提供していたと思いますが、FC6などPPC64をサポートしているディストリビューションでもカーネルだけ64bitでアプリケーションは32bitパッケージになっていました。コミュニティで開発されているRPM系LinuxディストリビューションでフルPPC64はMomonga Linuxくらいだと思います。
以下はビルドしたパッケージのリスト。ppc.rpmでなくppc64.rpmとしてビルドされている。
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 682690 May 31 2006 rpm-4.4.2-5m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 788533 May 31 2006 rpm-build-4.4.2-5m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 1431640 May 31 2006 rpm-devel-4.4.2-5m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 1127865 May 31 2006 rpm-libs-4.4.2-5m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 70281 May 31 2006 rpm-python-4.4.2-5m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 2631610 May 31 2006 ruby-1.8.4-7m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 550121 May 31 2006 ruby-devel-1.8.4-7m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 640791 May 31 2006 ruby-doc-1.8.4-7m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 118636 Jun 1 2006 ruby-rpm-1.2.0-19m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 348576 May 31 2006 ruby-tcltk-1.8.4-7m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 197165 May 31 2006 sharutils-4.6.2-1m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 370292 Jun 2 2006 sqlite-2.8.17-1m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 230806 Jun 2 2006 sqlite-devel-2.8.17-1m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 471272 Jun 2 2006 sqlite3-3.3.5-1m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 461554 Jun 2 2006 sqlite3-devel-3.3.5-1m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 602679 Jun 1 2006 tar-1.15.1-2m.ppc64.rpm
-rw-r--r-- 1 yohgaki yohgaki 999627 Jun 1 2006 tcl-8.4.12-1m.ppc64.rpm
PS3でも動作するMomonga Linux 3 for PPC64
November 30th, 2006Momonga Linuxメンバーの方がインストール可能なPPC64のDVDイメージの公開を準備中です。
rpm系では初!と思われる full 64bit(ppc64) の環境です。
Momonga ppc64 環境が初めて日の目を見るかも…
との事です。
私はISOイメージを手に入れたのでとりあえずDual G5のMacに入れてみよう。
Momonga Linux 3のX
November 25th, 2006Link: http://www.momonga-linux.org/
Momonga Linux 2では普通にXも使えていたPCにMomonga Linux 3をインストールしたところXが起動するとZAPもVCへの切替えもできない状態になりました。インストールまでは通常通りGUIでインストールできたので設定の問題であることは明らかです。勘でDRIかな?とxorg.confを編集してdriモジュールをロードしないようにしたら普通に使えるようになりました。
# 当然DRIは使えませんが、Xは使えるようになりました。
# ディスプレイドライバはviaです。
もしインストール後にXが使えなくなった方、DRIを無効にしてみると良いかもしれません。
この他にもnVidiaカードを使っている方はxorg謹製のnvドライバを利用するよりvVidiaが提供しているドライバを使用した方が良いと思います。nvドライバだとXが全く動作しなかったり、少し動作してもすぐにおかしな状態になる場合あります。nVidiaが提供しているドライバもバージョンによって当たりハズレがあります。ハズレに当たるとどうやっても正常に動作しない事があります。私はIA32用(i686)の
NVIDIA-Linux-x86-1.0-9629-pkg1.run
を945チップセット+GeForce6600、TwinView有効で利用しています。特に問題もなく快適です。
IA64(x86_64)の場合、1.0-8776は当たり、1.0-9626はハズレだそうです。
参考:http://wiki.ohgaki.net/index.php?Momonga%20Linux%2FNVidia%20TwinView
似ているようで似ていない
May 19th, 2006Link: http://sample.ohgaki.net/dist-comp/compare_dist.php?type=src_only
随分前にSRPMを比較してどちらが新しいか表示するプログラムを作っていたのですが、久しぶりに動かしてみました。元々はMomonga Projectの私のホームディレクトリで動作するように作っていたので、sample.ohgaki.netにはふさわしくないデザイン(とリンク先)になっています。
リンク先をクリックするとMomongaLinuxの開発版とFedoraCoreの開発版を比べて、MomongaLinuxだけに在るパッケージを表示します。MomongaLinuxだけに在るパッケージは
Number of packages: 821
FedoraCoreだけにあるパッケージは
Number of packages: 426
になっています。(メンテナンス不足で多少、不正確ですが)
2005/04にMomongaLinux2がリリースされた頃に作ったスクリプトですが、その頃より違いが大きくなっているように思えます。単純にパッケージ名だけでも1200くらいの違いあるので、似ているようで実は似ていないですね。
# MomongaLinux3は夏から秋にかけてリリース予定です。
マルチブート環境の構築ページを更新
November 13th, 2005Link: http://wiki.ohgaki.net/index.php?Momonga%20Linux%2F%A5%DE%A5%EB%A5%C1%A5%D6%A1%BC%A5%C8%B4%C4%B6%AD
WikiにGRUBのChainloader(別のブートプログラム呼ぶ機能)を利用したマルチブート環境構築のページがあります。デバイスIDが間違っていた部分がありました。比較的参照数も多いようなのでここでも修正した事を書きます。もし参考にされた方がいらしたら修正したのでご覧ください。
私のデスクトップPCには3、4つのLinuxディストリビューションがインストールされているのが普通の状態なのでchainloaderを使ったマルチブート環境にしています。前にGoogleで検索してもこの手のマルチブート環境の構築手順が書いてなかったのでこのページを作りました。WindowsのNTLDRやGRUBの/bootパーティション共有を使ったマルチ・デュアルブートよりはるかに使いやすいです。興味のある方は是非どうぞ。
coMomonga2+リリース
October 2nd, 2005Link: http://www.momonga-linux.org/20051001.html.ja
このブログでもお勧めしていたcoLinuxのMomongaLinux版のcoMomonga2+が一般公開されました。
私のノートPCは
-PentinumM 1.3Ghz
-768MB メモリ
-80GB HDD 5400rpm/16MBキャッシュ
という構成ですが普通の速度で動作しています。coMomongaのISOイメージにはXmingも同梱されています。XサーバはWindowsネイティブアプリケーションなので非常に高速です。つい先日ノートPCのHDDが壊れたの期に以前は作っていたLinuxのパーティションは作らずにcoMomonga一本で行くことにしました。
CDを焼くのが面倒くさい方はDaemonToolsが便利です。Linuxのloopbackマウントと同様な感じでISOイメージをマウントでき、CDROMドライブとして参照できます。
WindowsServer2003のActiveDirectoryに参加しているPCの場合、デフォルトのグループポリシーがインターフェースの共有を許可していません。このため手順書の通り設定できません。これを回避するには次の方法が取れます。
-ドメインに参加しない
-グループポリシーエディタでクライアントコンピュータのポリシーを変更する
-グループポリシーの管理でクライアントコンピュータのポリシーを無効にする(こちら方が簡単)
-グループポリシーの管理でクライアントコンピュータを適用するユーザの範囲を変更する(デフォルトはすべての認証ユーザ。グループ管理がどのように行われているかが関係します。通常はこの変更も比較的簡単なはず)
当然ですがグループポリシーを変更するにはドメインの管理者権限が必要です。面倒な場合はドメインに参加しないのが一番簡単です。
coMomongaのルートファイルシステムは3GBと小さいですが色々な環境をWindows上で作るにはちょうどよい大きさです。基本的なツールのほとんどが入っているので直ぐに使えます。mph-getコマンドでパッケージをインストールするのも簡単です。mph-getにはapt, yumのようなsearchコマンドがありません。パッケージを探すのはsubversionのレポジトリかサイトのRPMパッケージディレクトリを参照してください。実はyumもMomongaでもサポートされているのですがcoMomongaでは未設定です。
最後にcoMomonga2+のISOイメージにはデスクトップ環境はXfce4のみが利用できます。最初にXからログインする際にはXfce4を手動で選択してください。
デフォルトの状態ではターミナルから日本語入力が行えませんがEmacsからは入力できます。(もしかして今のISOは入力できるのかも)
追記:
通常版のMomongaはSHIFT+SPACE、漢字キーなどでIMを起動しますが、ターミナルから起動するにはCTRL+SPACEを使います。
coMomongaのススメ
September 8th, 2005遅ればせながら初めてcoLinuxのMomonga版であるcoMomonga2+(今のところ非公開です。8月のコミケで販売していたそうです。私はプロジェクトメンバーなのでscpでサーバから拾ってきました。)を使ってみました。非常に便利かつ思っていたよりレスポンスも良いです。
coLinuxは初めてだったので一番最初はcoMomongaでは無くcoLinuxのインストーラから選択できるDebianをルートファイルシステムを使ってみました。このルートファイルシステムには本当に最小限のパッケージしかインストールされていないようでした。viもemacsも無い状態でした。ネットワーク経由でapt-getすれば良いのかも知れませんがviさえ無くて戸惑いました。Gentooのルートファイルシステムも選択できます。こちらはもう少し多くのパッケージがインストールされているのかも知れませんが試しませんでした。
次にcoMomongaのISOイメージを試す事にしました。coMomongaのISOにはcoLinuxとXming(Xディスクプレイサーバ)インストール方法や設定に必要な全てのファイルが含まれています。WindowsのCDドライブにCDを挿入すると自動的にインストールマニュアルが表示されます。Xmingのバイナリも付いていてX Window環境も直ぐに構築できます。このマニュアル通りに設定するだけで簡単にセットアップできました。
# ただし、このノートPCがWindowServerのドメインメンバー
# であった為、ICS(インターネット接続の共有)がグループ
# ポリシーで無効に設定されていたのでネットワークが使え
# ませんでした。ドメインからワークグループに変えてネット
#ワークを使えるようにしました。
ブートが非常に速いのは助かります。同じノートPCのパーティションにインストールしたMomongaLinuxを起動するより随分速いです。Xも普通にストレスの無いパフォーマンスで動作します。コーディングなどの用途向け十分なレベルです。
私のノートPC
-PentiumM 1.3Ghz
-768MB RAM
-80GB 5200rpm HDD
-WindowsXP Pro SP2
スクリーンショット

(coMomongaをWindows上で実行し、coMomonga上のXクライアントに、Windowsで実行しているXmingからXDMCPでcoMomongaのXを起動している画面。正確に書くと長いですね... 説明は面倒ですがインストールは非常に簡単)
今までノートPCのWindows環境でUNIXライクな環境が必要な場合にはcygwinを、Emacsが使いたい時はMewを使っていましたが今後はcoMomongaを使う事にします。ノートPCにもMomongaLinuxをインストールしていますが、諸事情によりWindowsがメインOSになっています。雑誌などの評価で非常に便利とは思っていたのですが食わず嫌い(嫌いではなかったですが)で今まで損をしていました。
このcoMomonga2+ですが、Momonga Projectから今度のOSCで売りに出るそうです。是非購入(寄付?)しましょう :)
FedoraCoreのメイン開発プラットフォームはx86_64?
August 13th, 2005PentiumDを購入したのですがMomongaのカーネルでは945/955チップセットのSATAデバイスは現状のカーネルでは認識しませんでした。少し前のブログにパッチを当てたらとりあえず認識したと書きましたが、素直に最新のカーネル使ってみようとFedoraCore develのカーネルをCVSから拾ってきました。
x86_64でビルドしたところ問題なくビルド&動作しました。やはり基本には忠実でないと...
i686でビルドしたところ簡単なシンタックスエラーでビルドに失敗しました。FedoraCoreの開発者のほとんどはi386からx86_64に移行しているのかも知れませんね。
DJB先生の標準PCもAthlon64ですが、
The 2005.05.14 standard workstation costs $552. Notes on the price:
http://cr.yp.to/hardware/advice.html
とたったの$552です。香川ではECCメモリは店頭で売っていないですし、通販で買っても結構高い(前回買った時はDDR2-533 1GBが24,000円ちょっとが最安値)での普通のメモリを買えばこれくらいで作れそうです。私も最近Athlon64のPCをMomongaビルド用のPCとして作りました。Athlon64 3200、nVidia gForce FX5200、メモリ3GB、250GB+400GB HDDという感じで作ったので$552とは行きませんでしたが、むかーしDynabook386SX用に買った60MB(60GBではありません)HDDと同じ程度の値段で作れました。
しかしスーパーマルチドライブ安くなりましたね。バルクなら5000円切ってました。


