ソフトウェア開発環境のセキュリティ対策
ソフトウェアの開発環境は通常の環境と違う対策が必要です。その理由は開発環境には
- 他人が書いた未検証のモノ
- 自分が書いた実験用のモノ
- 他人または自分が書いた作りかけのモノ
- 制御された環境での利用を前提としたモノ
- 意図的に利用している新しいモノ(リリース前のソフトウェアなど)
- 意図的に利用している古いモノ(古いシステムサポートためなど)
※モノにはコード/ライブラリ/ツール/アプリ/システム などがあります。
などがある為です。開発環境はその他の環境に比べ「とにかく危険なモノがいっぱい」です。
更に最近ではソーシャルコーディングが当たり前になり、他人が書いた未検証のコードがどんどん実行される状態も当たり前です。それも1つ2つのライブラリではなく、依存性から何百、場合によっては何千というライブラリなどが自動的にダウンロードされ実行されています。
これがどういう状況かというと「PCがやっと使えるくらいのユーザーが、インターネットからプログラムをダウンロードしまくって実行している状況」とあまり変わりません。