ご存知の方も多いと思いますがPHP 5.2.4のリリースが近いです。しばらく前にRC1が出ています。
http://qa.php.net/
どのWebアプリケーションもですがインフラとなるソフトウェアのバージョンアップをどう行うか定めておかなければなりません。オープンソースの場合、いつでもソースコードのリポジトリから開発版が利用できるので開発版を利用してアプリケーションの動作に支障が無いかテストできます。
しかし、普通は開発版で常に動作テストは行えません。次のバージョンがリリースされる前にしばらくの間RC版(Release Candidate版)がテスト用に配布されます。RC版の間であればクラッシュバグや意図的でない動作仕様の違いなどをバグレポートとして提出すればリリース前に修正される可能性が高くなります。パッチを付けて送付すれば適用される可能性も高くなります。RCで動作テストを十分行っていればリリースされた場合にセキュリティフィックスが含まれいても慌てることはありません。
大規模にシステムを運用している会社であればRC版からの動作テストのメリットは非常に多いです。RC版からの動作テスト&フィードバックを強くお勧めします。