(Last Updated On: 2008年5月17日)
日本ではサウンドハウスがSQLインジェクションによりクレジットカード情報を盗まれた事が記憶に新しいですが、F-Secureによると51万ページ以上のWebページがSQLインジェクションによりクラックされ、ドライブバイ攻撃に利用さているとしています。
IISサイトにはSQLインジェクションに脆弱なサイトが多いと言われていました。
Googleのリサーチでもアダルトサイト以外の一般サイトの方がマルウェアを含む確率が高いとしているのであまり驚くべき数字ではありません。
SQLインジェクションはJavaScirpt/HTMLインジェクションなどと異なり、簡単に防ぐ事が可能な脆弱性です…
# WAFでと言う意味ではなく、プログラムレベルで
# 完全に防げる脆弱性です。
Webサーバは攻撃対象にされる事が多く、昨年秋から数万台のLinux Webサーバがカーネルレベルルートキットに感染しマルウェア配布に利用されていた事例も記憶に新しいです。
有名サイト(ZD Net Asiaなど)に対して検索フォームとSEOと組み合わせた攻撃も記憶に新しいです。
攻撃の自動化もかなり進んでいるので「自分のサイトは大丈夫」と思っていられる状況ではなくなりつつあります。
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