このブログでもお勧めしていたcoLinuxのMomongaLinux版のcoMomonga2+が一般公開されました。
私のノートPCは
-PentinumM 1.3Ghz
-768MB メモリ
-80GB HDD 5400rpm/16MBキャッシュ
という構成ですが普通の速度で動作しています。coMomongaのISOイメージにはXmingも同梱されています。XサーバはWindowsネイティブアプリケーションなので非常に高速です。つい先日ノートPCのHDDが壊れたの期に以前は作っていたLinuxのパーティションは作らずにcoMomonga一本で行くことにしました。
CDを焼くのが面倒くさい方はDaemonToolsが便利です。Linuxのloopbackマウントと同様な感じでISOイメージをマウントでき、CDROMドライブとして参照できます。
WindowsServer2003のActiveDirectoryに参加しているPCの場合、デフォルトのグループポリシーがインターフェースの共有を許可していません。このため手順書の通り設定できません。これを回避するには次の方法が取れます。
-ドメインに参加しない
-グループポリシーエディタでクライアントコンピュータのポリシーを変更する
-グループポリシーの管理でクライアントコンピュータのポリシーを無効にする(こちら方が簡単)
-グループポリシーの管理でクライアントコンピュータを適用するユーザの範囲を変更する(デフォルトはすべての認証ユーザ。グループ管理がどのように行われているかが関係します。通常はこの変更も比較的簡単なはず)
当然ですがグループポリシーを変更するにはドメインの管理者権限が必要です。面倒な場合はドメインに参加しないのが一番簡単です。
coMomongaのルートファイルシステムは3GBと小さいですが色々な環境をWindows上で作るにはちょうどよい大きさです。基本的なツールのほとんどが入っているので直ぐに使えます。mph-getコマンドでパッケージをインストールするのも簡単です。mph-getにはapt, yumのようなsearchコマンドがありません。パッケージを探すのはsubversionのレポジトリかサイトのRPMパッケージディレクトリを参照してください。実はyumもMomongaでもサポートされているのですがcoMomongaでは未設定です。
最後にcoMomonga2+のISOイメージにはデスクトップ環境はXfce4のみが利用できます。最初にXからログインする際にはXfce4を手動で選択してください。
デフォルトの状態ではターミナルから日本語入力が行えませんがEmacsからは入力できます。(もしかして今のISOは入力できるのかも)
追記:
通常版のMomongaはSHIFT+SPACE、漢字キーなどでIMを起動しますが、ターミナルから起動するにはCTRL+SPACEを使います。
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