カテゴリー: Development

Memcachedのプロトコル仕様とセキュリティ – Memcachedでもインジェクションが可能

Memcachedはテキストプロトコルとバイナリプロトコルの二種類を持っています。デフォルトはテキストプロトコルです。テキストプロトコルを利用している場合、テキストインターフェース処理の基本を理解した上で利用しないとセキュリティ問題が発生します。こういった処理のセキュリティ対策を行う、確認するには実は標準の方が簡単で明解 – セキュリティ対策の評価方法も参考になります。

Memcachedはキーバリュー型なのでSQLインジェクションのような脆弱性とは無縁、と思っていた方は是非読んでみてください。

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ホスト名バリデーションのやり方

徳丸さんのブログで私のブログ「GHOSTを使って攻撃できるケース」にコメントがあったようなので、好ましいホスト名バリデーションの方法を書いておきます。

特定の低レベルAPIのバグが10年ほど前に書いた本のコードで対応できていない、と議論するのもどうかと思いますがしっかりチェックする場合の例を書いておきます。

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PHP7の現状

PHP7が今年の秋リリースされる予定です。まだまだ多くの変更が行われる予定ですが、現状を簡単にまとめてみたいと思います。代表的な物のみ取り上げています。

ご存知ない方の為に書いておきます。現在リリースされているPHPはPHP5です。次のPHPはPHP7になり、PHP6はリリースされません。PHP6をUnicodeをネイティブ文字列としてサポートするバージョンとして開発されましたが、文字エンコーディングチェックを内部で自動的に行おうとするなど、無駄が多く遅いため破棄されました。(文字エンコーディングのバリデーションは本来アプリでするものです)このため、PHP6はスキップされ次のPHPはPHP7になります。

追記:PHP7.0は既にリリースされています。概要はPHP 7.0の概要・新機能・互換性、詳しくはマイグレーションドキュメントをご覧ください。

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速いアプリケーションの作り方

Phalcon Adventカレンダー18日目として書いています。

一台のアプリケーションサーバーで10リクエスト/秒で十分というサービスであれば、どんなプラットフォームを選んでも問題ありません。一台のサーバーが10リクエスト/秒しか処理できなくても、ページがキャッシュできるならリバースプロキシで簡単に数千リクエスト/秒以上でサービスできます。このようなサービスであればPhalconのようなフレーワムワークを使わなくても大丈夫です。

しかし、メッセージング系などリアルタイム性の高いサービス、つまりHTTPキャッシュがあまり有効に利用できないシステムでは速度が非常に重要です。

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Phalcon PHPとSails Node.jsのベンチマーク

以前にフレームワーク対決:Node.js+SailsとPHP+PhalconのベンチマークとしてPhalconとSailsのベンチマークを行ったのですが、Apacheを利用した場合のPhalconの性能が全く違うので取り敢えずブログに書きます。

このエントリはPhalcon Adventカレンダー17日目として書きました。少し前に設定がおかしいことに気づいて非公開にしていた物を修正しています。

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Sailsで全てのCPUコアを使う

Node.jsのMVCフレームワークであるSailsはインストールも簡単で、気軽に試せます。しかし、Node.jsはシングルプロセス&スレッドで動作するので今時のマルチコアCPUではその性能はフルに発揮できません。以前はNginxなどで設定するなど、色々面倒でしたがPM2を利用すると簡単にプロセス管理が行えます。もちろんSails以外のNode.jsアプリケーションのプロセス管理にも利用できます。

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SQLiteデータ型の仕様とセキュリティ問題

SQLiteはファイルベースのオープンソースRDBMSです。オープンソースとしては珍しいパブリックドメインライセンスを採用しています。SQLiteはファイルベースなのでデータベースサーバーが必要なく手軽に利用できます。SQLiteは組み込みデバイスで広く利用され、Android/iOSなどでは標準的なデータベースとして利用されています。モバイルデバイス以外での利用も広がっており例えば、Drupal8はSQLite3に対応しています。

普通のRDBMSのようにSQLクエリが利用できるのでとても便利ですが、SQLiteの仕様は他のRDBMSと異なるので注意が必要です。

追記:論理的・体系的セキュリティを構築していれば、ここに書かれているようなセキュリティ上問題となる事を自身で分析/対応できるようになります。

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安全なAPI過信症候群 – 普通のRDBMS編

昨日書いた安全なAPI過信症候群の処方箋 – execv/SQLite3編はSQLiteの仕様がRDBMSとしてエキゾチック過ぎて、さらっと書いたよくあるRDBMSでの「安全なAPI過信症候群」を全く理解して頂けなかったケースもあるようなのでもう一度書きます。

プリペアードクエリには色々問題もあり、セキュリティ対策としてそれだけ教えるのはNG、と考えている方はプリペアードクエリ過信症候群ではないので、このエントリを読む必要はありません。

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The Pirate Bayに学ぶWebシステムの作り方

The Pirate Bay(TPB)と言えば、世界最大のtorrentサイト、著作権違反サイトとして有名です。実際、サイトの運営者は起訴され刑務所に収監されています。にも関わらずTPBは現在も運用されています。

TPBは世界TOP100のサイトで毎日何百万ものユニークビジターが訪問しているサイトです。HOW THE PIRATE BAY REMAINS UNTOUCHABLEにTPBのシステム構成がどのようなものか紹介されています。

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Phalcon2.xのRPMパッケージを作る

このエントリはPhalcon PHP Advent Calendar 2014 4日目のエントリです。2日目としてPhalcon 1.xのRPMパッケージを作っています。今回はPhalcon2のRPMパッケージをphp-phalcon2.xパッケージとして作ります。多分動くと思いますが、ほとんどテストしていないので問題があったらコメントをお願いします。

php-phalconとphp-phalcon2パッケージは同時にインストールできないので注意してください。

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PHP/Apache httpdのファイルアップロード/ダウンロード処理

最近、ファイルアップロード/ダウンロード対策に関する検索が増えているようなので書きました。PHPの場合、スクリプトがアップロードされ実行されてしまうと致命的です。アップロードされたファイルを公開ディレクトリに保存することは好ましくありあせん。しかし、既にそうなっているアプリケーションの場合、改修が困難な時もあります。このような場合もより安全に利用できる設定を紹介します。

参考:「スクリプトアップロード対策」も合わせてどうぞ。

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Phalcon PHPのRPMパッケージを作る

PHP最速フレームワークのPhalconですが、RPMパッケージを使ったシステムへのインストールは最速ではありません。Ubuntuの場合、パッケージがあってapt-getで一発インストールできるのですが、デフォルト/EPELリポジトリにはRHEL/CentOS/Fedora用のRPMパッケージはありません。そこでPhalconのRPMパッケージを自分で作る手順を紹介します。

このエントリはPhalcon PHP Advent Calendar 2014 2日目のエントリです。

追記:SRPMファイルのダウンロードリンクを忘れていました。次のURLでダウンロードできます。

私が普段使っている環境はビルドツールが全て揃っています。もし依存性(BuildRequires、Requires)などが足りなかったら教えてください :)

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