WSIS(世界情報社会サミット) – インターネットへの政府介入

(更新日: 2005/12/23)

本来はデジタルディバイドについて話し合うはずだった(?) WSIS(世界情報社会サミット)で関係ない、余計な議論が行われているという話。

今回のサミットの最大の争点はどうやら米国がインターネットの根幹の管理を手放すかどうかだったらしい。インターネットは自律・分散・協調で成り立っているのは広く知られているが、IPアドレスとドメイン・ネームの管理はどうしても中央集権的にやらなくてはいけない部分が残っている。この点について米国政府は、政府機関自身が前面に立つのではなく、契約に基づいて民間に委託をしてきた。管理といってもきわめて技術的な話であり、米国政府の政治的な意向が働くわけではない。

至極当然の話ですが、しかし

挙げ句の果てには、米国におかれているルート・サーバーに世界中のインターネットのトラフィックが集まり、米国政府がそれをすべて傍受しているというナンセンスな主張まで準備会合の過程でなされたという。

とか

米国がインターネットでの覇権を守るために管理を手放さないのだという情緒的な批判も繰り返された。

理解に苦しむ、というかナンセンスな議論です。

個人的な考えとしては、ルートサーバは今の管理状態の方がよっぽど安心できます。政治的な圧力の強い国またはセキュリティ管理が甘い国がルートサーバを管理してる国を挙げてのファーミングなどという事になったら笑っていられる場合ではありません。
# BGP4が…. という話もありますが考えない、考えない…

政府も含めてみんなが放っておくのが一番だ。

規制したくなる気持ちは十分理解できますが、結局は放置が一番、という意見には賛成です。犯罪の取り締まりは基本的には現状の枠組みの中で厳重に行えば良いのではないでしょうか?

Comments

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です