貰った本の書評は書く、という新しいポリシーを実行する為の書評第二弾です。
Web+DB Press Vol. 51の特集は「実践投入Rails」です。内容的にはこれからRailsを始める人にはぴったりな物となっています。既に使っている方でも、Railsの事なら任せておけ、という方でなければ役に立つ情報もあると思います。
個人的にこれは!と思った情報はコラムに記載してあったSinatraと言うRuby用のフレームワークです。特集の本文でなくて申し訳ない。このフレームワーク、著者の会社では人気が高いようです。
特集2は「巧いメソッド設計」です。オブジェクト思考開発が当たり前になっては居ますが、巧いコードばかりではありません。オブジェクト指向設計やオブジェクト指向プログラミングの入門書では、巧いメソッドをどのように作るのか、解説した本はあまりないように思えます。本があったとしても「既にオブジェクト思考プログラミングの技法やセオリーは習得済み」という方は本を買うのも億劫だとおもいます。巧いメソッド設計のヒントとなる記事が7本あります。
「Webサーバの負荷分散環境におけるデプロイ/ファイル転送」にはmakuosanというファイル転送ツールが紹介されています。またまた、本題に関係ないところで好感を持ってしまって申し訳ないですが、著者の方がdeamontoolsが好みである、とdeamontoolsを紹介しているところが気に入りました。
DJBを快く思っていない方もいるとは思いますが、deamontoolsは本当に良く出来たツールだと思います。食わず嫌いをせず、試してみると良いと思います。プロセスの実行監視機能とかは運用を楽にしてくれます。
Google App EngineのJava版の記事も参考になりました。まだ、使ってみていないので早く使ってみたいのですが、なかなか時間がありません。今月中には試してみたいですが、無理でしょうね…
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