password_hash関数はcrypt関数のラッパーです。パスワードを簡単かつ安全にハッシュ化するための関数です。現在のPHPマニュアルにはpassword_hash関数の重要な制限が未記載であったため追加しました。 (さらに…)
タグ: PHP
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		PhalconのZephir言語版JavaScript文字列エスケープ以前にJavaScript文字列のエスケープ関数を紹介しました。試しにPhalconのZephirで書いてみました。 
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		なぜRubyと違い、PHPの正規表現で^$の利用は致命的な問題ではないのか?Rubyデフォルトの正規表現では^は行の先頭、$は改行を含む行末にマッチします。PHPのPCREとmbregexでは^はデータの先頭、$は改行を含む行末にマッチします。 この仕様の違いはデータのバリデーションに大きく影響します。 参考: PHPer向け、Ruby/Railsの落とし穴 の続きの解説になります。こちらのエントリもどうぞ。 
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		PHPer向け、Ruby/Railsの落とし穴Railsアプリケーションを作る機会も多くなったと思います。今までPHPのみを使ってきた方の為に、開発者がよく落ちてしまうRails/Rubyの落とし穴を少しだけ紹介します。RailsからWebアプリをはじめる方にも役立つと思います。 
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		間違いだらけのHTTPセッション管理とその対策HTTPセッション管理はWebセキュリティの中核と言える機能です。Webセキュリティの中核であるHTTPセッション管理に設計上のバグがある事は少なくありません。今回のエントリはPHP Webアプリ開発者ではなく、主にWebフレームワーク側の開発者、つまりPHP本体の方に間違いがあるという話しです。Webアプリ開発者の回避策も紹介します。 まずセキュリティの基本として「入力のバリデーションを行い、正当な入力のみを受け入れる」があります。しかし、PHPに限らず多くのセッション管理機構は当たり前の「入力のバリデーションを行い、正当な入力のみを受け入れる」を行っていません。セッションIDの再生成(リセット)も不完全な物が多いと思います。 参考: 
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		PHP本体でタイミング攻撃を防御できるようになりますPHP 5.6からタイミング攻撃に対する対策が導入されます。メジャーなアプリケーションはタイミング攻撃対策が導入されていますが、PHP 5.6から簡単に対策できるようになります。 タイミングセーフな文字列比較関数はhash_equalsとして実装されました。 (さらに…)
 http://php.net/manual/es/function.hash-equals.php
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		PHPのOpenSSL関数を利用して暗号化する例色々やることがあってブログを更新できていませんでした。久々のブログはPHPのOpenSSL関数を使ってAES-256-CBCを使って暗号化する例です。今時のハードウェアとソフトウェアならハードウェアAESが利用できるので普通はAES-256-CBCで構わないでしょう。 (さらに…)
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		PHP文字列のエスケープPHP文字列をテキストとして出力したい場合もあります。PHPの文字列型はバイナリセーフなのでどのようなデータでも保存可能ですが、プログラム中でPHP変数をPHPのテキスト(リテラル)として出力するにはaddslashes()によるエスケープ処理が必要です。 【重要】エスケープ/API/バリデーション1は出力先に合った方法でないと意味がないです。一口にHTMLと言っても複数の”コンテクスト”があります。 - JavaScript(識別子、変数など)、CSS、タグ属性名、タグ属性値(URIコンテクストに特に注意。BASE64、JavaScriptを使う場合もある)
 があります。 
 SQLクエリと言っても- 引数(更にLIKE、正規表現、JSON、XMLなどに別れる)、識別子、SQL語句
 などがあります。全てのテキストインターフェースにコンテクスト2があります。 (さらに…)
 それぞれの”コンテクスト”に適切なエスケープ/API/バリデーションを利用しなければ意味がありません。
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		PHP 5.6の新機能PHP Advent Calender 2013、3日目の参加エントリです。前日のPHP の配列を使った手品とその種明かしに続き3日目です。PHPの配列(ハッシュ)のキーはバイナリセーフなので何でも入れられる、ということはあまり知られていないですよね。面白い話だったと思います。 私のネタには面白さはありません。予めご了承ください :-) さて今日のテーマのPHP5.6新機能です。PHPプロジェクトのgitレポジトリでは既にPHP5.6用のブランチが作成されています。PHP 5.6は来春リリース予定です。 大ニュース(?)だったので多くの方はご存知だと思いますが、PHPは毎年新しいマイナーバージョンをリリースします。メンテナンスされるのは2つのバージョンのみです。つまりPHP 5.6がリリースされるとPHP 5.4はEOL(メンテナンス停止。+1年のセキュリティフィックスのみ)になります。来春にPHP 5.3は完全終了です。皆さん、準備はできているでしょうか?(まだまだ色々機能を付けなければなりませんが、個人的にも困るのでアップグレードを容易にするPROVE for PHPというツールを開発しています。よろしければ試用してみてください。) 前置きが長くなりましたがPHP 5.6の新機能を紹介します。 
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		PHPスクリプトアップロード対策今日はWordPressプラグインとWebサーバー設定の脆弱性を例にスクリプトアップロード対策を紹介します。 ファイルアップロードをサポートしているシステムの場合、PHPスクリプトとして実行されてしまう拡張子を持つファイルをアップロードされてしまうとサーバーを乗っ取られてしまいます。 参考リンク: 
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		フレームワーク対決:Node.js+SailsとPHP+PhalconのベンチマークNode.jsは速いと言われています。Node.jsのMVCフレームワークであるSailsとPHP最速フレームワークであるPhalconとの性能を比較しました。 
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		PHPのJSONのエスケープ追記:最近のOWASPガイドの更新でJavaScript文字列はUnicodeエンコードで安全性を確保するよう変更されました。元々このブログでもUnicodeエスケープのまま利用するように書いています。他の言語のユーザーはUnicodeエスケープを利用しましょう。PHPもASCII領域の文字をUnicodeエスケープするようにした方が良いと思います。これは提案して実現するように努力します。 JSONはJavaScriptのオブジェクトや配列を表現する方式でRFC 4627で定義されています。メディアタイプはapplication/json、ファイル拡張子はjsonと定義されています。 PHPにJSON形式のデータに変換するjson_encode関数とjson_decode関数をサポートしています。 JSON関数がサポートされている話は簡単!となれば良いのですが、 いろいろ考慮しなければならない事があります。 TL;DR; PHPのjson_encode()を安全に利用する方法json_encode()を利用する場合 $json = json_encode($data, JSON_HEX_TAG | JSON_HEX_AMP | JSON_HEX_APOS | JSON_HEX_QUOT);と利用します。これでもまだ最適なエンコード方式とは言えませんが、デフォルトとして最低限必要なオプションが JSON_HEX_TAG | JSON_HEX_AMP | JSON_HEX_APOS | JSON_HEX_QUOT です。 JSONデータの文字エンコーディングは基本UTF-8です。UTF-8文字データは”予めバリデーションしておく”必要があります。 (さらに…)
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		PHPのスクリプトを色々な環境で試すサービスPHPで開発したり、記事を執筆する時には色々な環境で試したい場合があります。自分の環境で試すのも良いですが、Webサイトにコピー&ペーストで試せると便利です。あまり知られていない(?)ようなので紹介します。