xscreensaverにWebCollegeと言うスクリーンセーバモジュールがあります。Webからランダムにイメージファイルを取得しスクリーンに貼り付けます。このスクリーンセーバがインストールされている場合、
man webcollage
とするとこのスクリーンセーバのマニュアルページが参照できます。xscreensaverのデフォルト設定では「ランダムスクリーンセーバ」設定時にはWebCollageは使われないようになっています。それはこのスクリーンセーバがランダムに取得する画像にかなりの高確率で好ましくない画像が含まれているからです。
デフォルトで使用されないのに何故このような事を書いているか、というと私のデスクトップPCはKDEを利用しているからです。KDEを使っている場合、xscreensaverが提供するスクリーンセーバの仕組みは使わずに独自のスクリーンセーバ選択機構を使用しています。しかも、ランダムモードの場合どのスクリーンセーバを使わないか選択できません。つまりWebCollegeが使われるかも知れません。
このスクリーンセーバはRedHatやDebianでも問題になっています。
とにかく有害なスクリーンセーバを削除したい場合はrootになってから
locate webcollege | xargs rm -f
を実行しましょう。
参考:
https://bugzilla.redhat.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=139513
http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHBA/RHBA-2004-443J.html
http://www.jwz.org/xscreensaver/faq.html#kde
http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=%23311683
Leave a Comment