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暗号

PHPのmt_rand()/rand()問題

PHPのmt_rand()とrand()には状態の初期化/再初期化に問題があります。話しを簡単にするためにrand()をmt_rand()のエイリアスにする提案 https://wiki.php.net/rfc/rng_fixes が適用された状態を前提にMT rand問題として解説します。しかし、基本的には古いPHPでrand()を使う場合も同じ(かそれ以…

2要素認証のTOTPとHOTP、どちらがより安全か?

今すぐできる、Webサイトへの2要素認証導入では簡単に2要素認証が導入できること、2要素認証には 時間ベースのOTP(TOTP:Time-based One Time Password RFC 6238) カウンターベースのOTP(HOTP:HMAC-based One-Time Password RFC 4226) があることを紹介しました。Google認…

今すぐできる、Webサイトへの2要素認証導入

Google、Facebook、Amazon(AWS)、Githubなど、大手Webサービス会社が2要素認証を取り入れてしばらく経っています。自分のWebサイトでも2要素認証を導入したい!と思ったことは無いですか? 簡単に可能です! パスワード認証だけではもう安全とは言えません。ぜひ2要素認証を自分のサービス/プロダクトに導入してください。

password_hash()の重要な制限

password_hash関数はcrypt関数のラッパーです。パスワードを簡単かつ安全にハッシュ化するための関数です。現在のPHPマニュアルにはpassword_hash関数の重要な制限が未記載であったため追加しました。

SSL暗号を無効化する仕組み – BREACH, CRIME, etc

CRIMEやBREACHといったSSL暗号を無効化する攻撃を知っている方は多いと思います。しかし、今ひとつその仕組みや攻撃方法は理解されていないようです。原理は簡単で、直ぐに理解できると思います。Webシステムに関わる方であれば、正しくBREACH攻撃の原理と対策を正確に理解しましょう。全く難しくありません。簡単です!

PHP本体でタイミング攻撃を防御できるようになります

PHP 5.6からタイミング攻撃に対する対策が導入されます。メジャーなアプリケーションはスクリプトでタイミング攻撃対策が導入されていますが、PHP 5.6から簡単に対策できるようになります。

PHPのOpenSSL関数を利用して暗号化する例

色々やることがあってブログを更新できていませんでした。久々のブログはPHPのOpenSSL関数を使ってAES-256-CBCを使って暗号化する例です。今時のハードウェアとソフトウェアならハードウェアAESが利用できるので普通はAES-256-CBCで構わないでしょう。