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PostgreSQLでSHA1

(Last Updated On: 2018年8月14日)

MS Access 2003でSHA1を使おうと思ったらどうもうまく動作しませんでした。
.NETのmbcorlibにMD5,SHA1等のハッシュ関数が定義されていてVBからはMSDNに書いてるサンプルで動作するのですがMS AccessのVBAからはいろいろ試しても動作しませんでした。サンプル通りだとオブジェクトを生成する行でシンタックスエラーになり、多少変更しても動作しませんでした。
# 普段VBAでプログラミングはしないので私が無知なだけかもしれませんが…
# Windowsプログラマの方はハッシュはあまり使わない??

VBAでハッシュが使える方が良かったのですが、しかた無くPL/Pythonでハッシュ値を取得し返す関数を定義することにしました。

PL/Pythonの場合、

CREATE OR REPLACE FUNCTION SHA1HASH( TEXT ) RETURNS CHAR(40) AS ‘
import sha
hash = sha.new( args[0] )
return hash.hexdigest()
‘ LANGUAGE plpythonu;

言語を登録していない場合

CREATE LANGUAGE plpythonu;

を先に実行しておきます。8.0からplpythonはplpythonuに名前が変更されています。(Untrustedな言語なのでuが付く)

PL/Perlの場合は多分こんな感じ(こちらは試していません)

CREATE OR REPLACE FUNCTION SHA1HASH( TEXT ) RETURNS CHAR(40) AS ‘
use Digest::SHA1 qw(sha1);
return sha1($args[0]);
‘ LANGUAGE plperl;

同じようなコードでMD5, SHA256, SHA512等が簡単に作れます。

普通パスワードはハッシュ化したパスワードを保存するのでユーザ情報テーブルのパスワードフィールドはハッシュ値になっています。

SELECT * FROM user WHERE username = ‘USERNAME’ AND password = sha1hash(‘PASSWORD’);

といった感じでクエリできるようになります。アプリの言語側でハッシュが使える場合はアプリ側でハッシュ化する方が好ましいのですがVB等でライブラリが制限されている場合には便利かも知れません。

Categories: Computer Database
Tags: PostgreSQL
yohgaki:
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