HTTP Request Smuggling攻撃はクライアントからのリクエストをこっそり持ち出す攻撃です。HTTP Response Splitting攻撃の様にWebアプリケーションの脆弱性はHTTP Request Smuggling攻撃に必要ありません。キャッシュシステムの脆弱性が攻撃に利用されます。
攻撃例として
1. Webキャッシュ汚染
2.Webファイアーウォール回避
3.後方・前方のリクエスト持ち出し
4.リクエストの乗っ取り
5.クレデンシャルの乗っ取り(HTTP認証の強奪)
があげられています。
メジャーなWebキャッシュ製品が脆弱である事が検証されているようです。
各製品のアップデートがリリースされています。バージョンアップが必要な方はお早めに。
キャッシュシステムのバージョンアップ以外にも
1.SSLを使用する(キャッシュを利用できないようにしても同じ効果)
2.Webアプリケーションファイアーウォールを使用する(脆弱な製品もあるのでベンダーに確認要)
3.Apacheを使う
が対策として解説されています。
詳しくはリンク先PDFを参照してください。