Flash Playerの設定はAdobe(Macromedia)のページで行う事は、Web開発者には常識だと思います。このブログをあまり一般的なユーザが見ている、とは思えませんが一般ユーザ向けに書いています。
Flashの設定は以下のWebページから行います。
Flashセキュリティ設定のページ(MomongaLinux x86_64+Flash10 Alpha)
http://www.macromedia.com/support/documentation/en/flashplayer/help/settings_manager03.html
デフォルトで「サードパーティ製のFlashコンテンツにコンピュータ上のデータを格納する事を許可します」にはチェックが入っています。
これはFlash Cookie(ローカル共有オブジェクト – SharedObject)とも呼ばれているFlash用のローカル(ブラウザを実行しているPC)ストレージです。ブラウザのクッキーはたったのサイトあたり4KBしか利用できませんが、Flashはデフォルトで100KBまで使えます。
他のタグを見るとデータを保存しているサイトが一覧できます。フラッシュを利用している様々なサイトがFlash Cookieを利用している事がわかります。主な用途は状態の管理やマーケティング目的のユーザトラッキングです。
クッキー、JavaScript、画像でもユーザトラッキングが可能なのでFlashだけに目くじらを立てても意味がありません。しかし、気になる方は「サードパーティ製のFlashコンテンツにコンピュータ上のデータを格納する事を許可します」のチェックを外すことによりこの機能を無効化できます。
無効にしても、Flash Cookieが必要なサイトでは許可を求めてくれます。無効にして困ることもありません。
このブログを書いているFirefoxでは開発や執筆作業しかしないので、多くのサイトをブラウズしていないのですが、それでも結構な量のFlash Cookieが保存されています。気になる方は時々チェックするか、Flash Cookieを無効にするのも良いかも知れません。