Security
「PHPセキュリティ保守サービス」がPHP 5.3に対応しました
PHPセキュリティ保守サービスがPHP 5.3に対応したことをプレスリリースとして発表しました。
WordPress MailPoet (wysija-newsletters) Unauthenticated file Uploadの原因と対策
今時、ファイルアップロードに脆弱なのは珍しいので Wordpress MailPoet (wysija-newsletters) Unauthenticated file Upload として知られている脆弱性を調べてみました。
Rails ActriveRecordとSQLインジェクションと実際のアプリケーション
先日はActive RecordのSQLインジェクションパターンを紹介しました。今回は脆弱なコードを見つける事を試みようと思います。脆弱とは言っても攻撃可能であることは意味しません。コーディングとして脆弱であるという意味です。実際に攻撃可能であるかどうかまでは確認していません。
ActiveRecordのSQLインジェクションパターン
Railsで多用されているActiveRecordのインジェクションパターンを簡単に紹介します。出典はrails-sqli.orgなのでより詳しい解説はこちらで確認してください。特に気をつける必要があると思われるもののみをピックアップしました。
Heartbleed脆弱性と漏洩する情報のまとめ
Hearbleed脆弱性はSSL接続を処理するサーバーのメモリ内容を盗める脆弱性です。メモリ内には様々な機密情報が含まれています。Webサーバープロセスのメモリ内に保存されている内容は全て盗まれる可能性があります。セッションIDやユーザーのパスワードが盗める場合もあります。Heartbleed脆弱性は任意アドレスのメモリ内容をリモートから自由に読み出す脆弱性…
SSL脆弱性に備えたパスワード認証方法を考える
ここ数年SSLに対する攻撃方法やバグが何度も見つかっています。SSLで通信を暗号化していてもパスワード認証時のトラフィックを解読されてしまえば、パスワードが漏洩していまいます。パスワードが判ってしまえば、攻撃者は何度でも被害者のアカウントを利用できます。 脆弱性でなくても、SSLも無効化したMITM(中間者攻撃)も可能です。SSLだから安心、とは考えられませ…
Heartbleed攻撃と対策
OpenSSLにメモリを自由に参照できるhearbleedと呼ばれるバグ(CVE-2014-0160)がありました。概要はTechCruchで解説されています。昨日は対応に追われたエンジニアも多いのではないでしょうか?OpenSSLを利用したシステムの場合、影響がある可能性があります。詳しくは http://heartbleed.com/ で解説されています…
知らないと勘違いする「合成の誤謬」の罠
今回は情報技術者にも役立つ経済学の用語を紹介します。多くのWebアプリケーション開発者、もしかすると他の技術者も知らない合成の誤謬です。「合成の誤謬」とはもともとは経済学用語で、以下のように定義されています。 《 fallacy of composition 》個人や個々の企業がミクロの視点で合理的な行動をとった結果、社会全体では意図しない結果が生じること。…
TOP 10のセキュリティ対策 – NSA アメリカ合衆国編
前のエントリでオーストラリア政府のTOP 35のセキュリティ対策を紹介しました。NSA(国家安全保障局)のセキュリティ策も紹介します。米国の情報機関と言えばCIAが有名ですが、NSAも情報機関として大きな組織です。米国政府の情報セキュリティを担保する機関がNSAです。映画などでもよく出てくる情報機関なのでご存知の方も多いと思います。
TOP 35のセキュリティ対策 – オーストラリア編
SANS TOP 25以外のセキュリティ対策ガイドラインとしてオーストラリア政府のセキュリティ対策ガイドラインを紹介します。