Secure Coding
エラーと例外とセキュアコーディング/セキュアプログラミング
エラーと例外の使い方は異なります。エラーより例外が推奨されていますが、これはセキュアコーディング/セキュアプログラミングの考え方とも関連しています。この辺りを整理してみます。 (さらに…)
正規表現をより安全に使う方法
正規表現は危険です。様々なリスクが正規表現にはあります。簡単に正規表現リスクとより安全に使う方法を紹介します。 (さらに…)
マイクロサービスアーキテクチャーのSSRF問題とセキュアコーディング
Webシステムアーキテクチャーとしてマイクロサービスを利用しているケースは随分増えていると思います。従来から一般的に見られるWebアプリの作り方をすると、マイクロサービスではSSRF問題が簡単に発生します。 2017年版OWASP TOP 10ではA10 Insufficient Logging and Monitoringを新しく追加しました。一言でいうと…
IPAは基礎的誤りを明示し、正しい原則を開発者に啓蒙すべき – その2
IPAは”旧セキュアプログラミング講座は更新しない”とWebサイトに記載していましたが、次のブログで「IPAは旧セキュアプログラミングガイドの基礎的誤りを明示し、正しい原則を開発者に啓蒙すべき」と指摘したところ修正されたので第二弾です。 ※ 2018年3月に指摘し、少なくとも秋頃には修正されていました。因みに現在セキュアプログラミング講座はCER…
コードで学ぶセキュアコーディング 〜 SQLインジェクション編
セキュアコーディング原則において、インジェクション対策の為に重要な原則は 原則1: 全ての入力をバリデーションする原則7: 全ての出力を無害化する の2つです。これらに、一般的なプログラミング原則であるフェイルファースト原則とフェイルセーフ原則、ゼロトラストを適用するとセキュアコーディングになります。 簡単なSQLインジェクション対策コードを使ってセキュアコ…
遅すぎるサニタイズではダメな例
PostgreSQL 11がリリースされました。このリリースでto_number()、to_char()、to_date()、to_timestamp()関数の仕様が変更されました。これらは名前の通り入力を変換する関数です。その際に サニタイズ - ダメな形式のデータを使える/安全なデータ形式に変換する を行います。保存されるデータ形式は、保存可能な形に変換…
セキュリティ対策の目的
何度か同じテーマで書いているのですが改めて簡単にまとめます。 適切な「目的」でなかったり、間違った「目的」を設定してしまうと目的を達成が困難になります。目的の設定/定義は重要です。 (さらに…)