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Secure Coding

SQLiteデータ型の仕様とセキュリティ問題

SQLiteはファイルベースのオープンソースRDBMSです。オープンソースとしては珍しいパブリックドメインライセンスを採用しています。SQLiteはファイルベースなのでデータベースサーバーが必要なく手軽に利用できます。SQLiteは組み込みデバイスで広く利用され、Android/iOSなどでは標準的なデータベースとして利用されています。モバイルデバイス以外で…

安全なAPI過信症候群 – 普通のRDBMS編

昨日書いた安全なAPI症候群の処方箋 – execv/SQLite3編はSQLiteの仕様がRDBMSとしてエキゾチック過ぎ、さらっと書いたよくあるRDBMSでの「安全なAPI症候群」を全く理解して頂けなかったケースもあるようなのでもう一度書きます。 プリペアードクエリには色々問題もあり、セキュリティ対策としてそれだけ教えるのはNG、と考えている方はプリペ…

PHP/Apache httpdのファイルアップロード/ダウンロード処理

最近、ファイルアップロード対策に関する検索が増えているようなので書きました。PHPの場合、スクリプトがアップロードされ実行されてしまうと致命的です。アップロードされたファイルを公開ディレクトリに保存することは好ましくありあせん。しかし、既にそうなっているアプリケーションの場合、改修が困難な場合もあります。

password_hash()の重要な制限

password_hash関数はcrypt関数のラッパーです。パスワードを簡単かつ安全にハッシュ化するための関数です。現在のPHPマニュアルにはpassword_hash関数の重要な制限が未記載であったため追加しました。

PhalconのZephir言語版JavaScript文字列エスケープ

以前にJavaScript文字列のエスケープ関数を紹介しました。試しにPhalconのZephirで書いてみました。

なぜRubyと違い、PHPの正規表現で^$の利用は致命的な問題ではないのか?

Rubyデフォルトの正規表現では^は行の先頭、$は改行を含む行末にマッチします。PHPのPCREとmbregexでは^はデータの先頭、$は改行を含む行末にマッチします。 この仕様の違いはデータのバリデーションに大きく影響します。

PHPer向け、Ruby/Railsの落とし穴

Railsアプリケーションを作る機会も多くなったと思います。今までPHPのみを使ってきた方の為に、開発者がよく落ちてしまうRails/Rubyの落とし穴を少しだけ紹介します。RailsからWebアプリをはじめる方にも役立つと思います。

PHP本体でタイミング攻撃を防御できるようになります

PHP 5.6からタイミング攻撃に対する対策が導入されます。メジャーなアプリケーションはスクリプトでタイミング攻撃対策が導入されていますが、PHP 5.6から簡単に対策できるようになります。

PHPのOpenSSL関数を利用して暗号化する例

色々やることがあってブログを更新できていませんでした。久々のブログはPHPのOpenSSL関数を使ってAES-256-CBCを使って暗号化する例です。今時のハードウェアとソフトウェアならハードウェアAESが利用できるので普通はAES-256-CBCで構わないでしょう。

開発者は必修、CWE/SANS TOP 25の怪物的なセキュリティ対策

SANS TOP 25 の解説はもっと後で行うつもりでした。しかし、現在のアプリケーション開発者向け教育に対する疑念のエントリへの反響が大きいようなので書くことにしました。 やるべきセキュリティ対策には優先順位があります。効果が大きい対策から行うべきです。セキュリティ対策は全体的に行うべきものですが、最も効果的な対策を除いて対策を行うようでは全体的な対策など…