Apache httpd脆弱性のリスク評価は不十分

(更新日: 2008/01/24)

先日Apache httpdサーバにセキュリティ脆弱性を修正したリリースが公開されました。

例えばSecuniaのApache httpd 2.2の脆弱性ページをみると先日リリースされた2.2.8で修正された脆弱性のセキュリティリスクは低く評価されています。
http://secunia.com/advisories/28046/

ここにはmod_negotiation脆弱性の記述がありません。mod_negotiationはここに掲載されているmod_proxy_ftp,mod_status,mod_proxy_balancer,mod_imagemapと違い、多くの環境でデフォルトで有効となっていると考えられるモジュールです。

Minded Security Labs: Advisory #MSA01150108
Apache mod_negotiation Xss and Http Response Splitting
http://www.mindedsecurity.com/MSA01150108.html

によるとmod_negotiationにはXSS, HTTP Response Splittingが可能な脆弱性があり、それぞれ

Apache <=1.3.39
<= 2.0.61
<= 2.2.6

に影響があります。この脆弱性を利用した攻撃は簡単です。しかもデフォルトで有効なモジュールなので影響は大きいです。

私が管理するサーバもhttpd 2.2.6で運用している物がまだ大半だったのでmod_negotiationが有効だった物は無効化しました。

影響が大きいと考え時間差を作る為と思われますが、あえてチェンジログにはこの脆弱性の修正が記載されていなかったようです。
http://www.apache.org/dist/httpd/CHANGES_2.2.8

攻撃にはサーバ上のファイル名を操作できる必要があります。例えば、画像や添付ファイルなどをアップロードし、そのファイル名を制御できるアプリケーションを使っている場合、この攻撃可能です。CMSやブログアプリ、文書管理システムなどが脆弱である可能性があります。

Apache httpdを運用されてる方は早急に確認/対策される事をお勧めします。

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