天災にも負けず、人的ミスにも負けない重要インフラ防護策を——政府委員会

Security 4月 25, 2005
(Last Updated On: 2018年8月3日)

政府の情報セキュリティ基本問題委員会は4月22日、電力やガス、金融や情報通信をはじめとする重要インフラのセキュリティ強化策を「第二次提言」として取りまとめ、公開した。

基本的には歓迎しますが効率的に実施される事を望みます。専門家ではないので具体的な数値はないですが日本は同じ事をするにはアメリカに比べて多くのコストがかかり過ぎているように思えます。

NSA
の予算は確か4000億円/年くらいだったと思います。アメリカの交通信号の同期化はあまり進んでいないらしくアメリカ全土の信号を同期化するには1000億円くらい必要とニュースで言っていました。どちらも日本で同じ事を行うとすると、この金額の数倍は必要!となるように思えます。

# アメリカの信号は交差点の真中に一つあるだけの場合が
# ほとんどなので日本より安くなっても当り前と言えば当
# り前ですが。

安全性(それも求められる最低限の安全性)、リスクそしてコストとのバランスを良く考え、実効性がある対策をお願いしたいです。

参考:
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC;National Information Security Center)

投稿者: yohgaki