YouTubeに投稿されていたセキュリティ関係の番組です。
全て英語で字幕などはありません。日本でも同じような番組があるのかも知れませんが、テレビはニュースくらいしか見ないので放送されているのかどうか分かりません。
英国BBCのニュース番組のようのです。
Orthus(コンピュータセキュリティの会社)の方のコメントは全くの正論です。多くの会社はセキュリティ製品を購入することで安全性が確保できると考えて、もっとも基本的な対策であるソフトウェアのアップデートを行っていないケースは少なくありません。コンピュータシステムへの攻撃も進化しているので防御策のアップデートも書かせません。
比較的、最近アメリカで作成されたと思われる番組です。
番組中で「セキュリティ上の問題はネットワークではなくアプリケーションにある」と指摘しています。セキュリティに詳しい方には、ネットワークセキュリティの問題よりアプリケーションの問題の方が大きな問題になっている事は常識です。多くのエンドユーザが同じ認識であるか、は疑問です。
eEyeによるMS Office文書の脆弱性を利用した攻撃の実演です。
頻繁に行われているタイプの攻撃です。知らない方が見るとあまりに簡単に攻撃でき、キーロガーがインストールされる様子は衝撃かも知れません。Vistaでも利用できる攻撃はいくらでもある、と出演している方が紹介しています。出演している方の意図は「Vistaを使っているから、と安心できない」と言いたいと思いますが、この番組を見た方が「Vistaでも危ないならXPのままでも良いか」「VistaとXPのセキュリティレベル同じくらいなのか」と思っていしまわないか心配です。